平成14年度 石狩市立紅葉山小学校


 T.研究主題

    「豊かなふれあいの中で生き生きと自己表現できる子どもの育成」
                〜特色ある生活科・総合的な学習の時間を通して〜

 U.研究主題設定の理由

今日的教育課題から    21世紀のはじまりとともに,教育も大きな転換期を迎えた。
今年度から,完全学校5日制の下で小学校新学習指導要領が実施された。子どもを取り巻く社会の変化や問題行動の多発,社会体験や自然体験の減少など,子ども達は非常に厳しい状況に直面しており,これからの学校教育においては,豊かな人間性や社会性など,人間としてより調和のとれた子どもの育成が求められている。
本校の重点目標から  本校では,「ひとりひとりが輝いて,響き合う開かれた学校づくり」を教育の重点目標にかかげ,共感し合える教育活動を目指している。これは,学校の枠をこえた様々な世界と子ども達が豊かにふれあい,交流しあう教育活動を展開することで,子ども達ひとりひとりが生き生きと活動することができると考えたからである。
 さらに,こうした体験活動を通して,互いに影響しあい,磨きあうことが大切である。そのため,本校では体験を生かした柔軟な学習活動が展開できる「生活科・総合的な学習」からアプローチしていくこととした。
子どもの実態とこれまでの研究から 本校の子ども達は,「素直で」「明るく」「元気」であり,「指示されたこと・やるべきことを真面目に取り組む」ところが長所である。反面,「聞く態度が十分に身についていない」「返事や応答がしっかりできないなど,発表力が育っていない」「発言する子どもが限られている」など,表現力を育てる指導が全校の共通課題であった。
 そこで,平成8年から4ヶ年にわたり,「生きる力」の土台作りとして,自己を表現する力に着目した研究を推進してきた。
 コミュニケーションの場の効果的な設定や意欲化を図ることにより,発言の仕方が定着され,意欲的な話し合い活動が展開された。

V.期   日 平成14年10月4日(金)
W.会   場 石狩市立紅葉山小学校
X.研究仮説 仮説1: 身近な人や社会・自然など,地域や学校の特色を生かした
     体験的な活動を設定することにより,主体的に活動する子ども
     を育てることができる。
仮説2: 驚きや発見のある体験的な活動は,子どもの心をゆさぶり,
     生き生きと自己表現できる子どもを育てることができる。
Y.研究教科 「生活科」・「総合的な学習」
Z.研究内容 ○「ふれあい学習」の全体計画の作成
○特色ある地域素材の開発
○認め励ます支援と評価
[.日   程

9:00     9:30       10:15   10:30       11:30   11:45    12:30  13:20          15:00

  受
  付
公開授業  移
 動
公開授業  移
 動
全体会  昼
 食
分 科 会
開会式 交 流 会


\、授業公開
学年 活動テーマ 指導者
1 年生 「もみじやまこうえんはかせになろう」
〜はっけんしようつたえよう〜
清野秀子
武藤幹太
2 年生 「ともだちいっぱいになあれ」
〜げんき21 きらきらまつりを通して〜
野呂満里子
3 年生 「もみじ山ザたんけんたい!」
〜石狩ってどんな町〜
安岡友恵
4 年生 「ビデオレターをつくろう」
〜ゲストティーチャーとのふれあいを通して〜
草野友子
5 年生 「『石狩』集めをしよう」
〜「石狩ふれあい事典」編集活動を通して〜
伊藤順之
赤尾真由美
6 年生 「リサーチin 石狩」
〜今,自分にできることを〜
小川孝一
南山美穂



]、分科会
分科会 司会者 研究協力者 記録者 運営委員
郷土理解 吉弘文人
( 浜益小)
吉川雅樹
( 石狩教育局)
千代靖子
( 石狩花川小)
伊藤順之
( 石狩紅葉山小)
国際理解 渡會朋広
( 石狩若葉小)
水見政一
( 石狩花川北中)
廣澤由美
( 石狩紅南小)
東浩司
( 石狩紅葉山小)
学年特設 西野典男
( 西当別小)
今正
( 江別角山小中)
冨田雅幸
( 石狩花川南小)
松井卓
( 石狩紅葉山小)


  ○討議の柱

  《共通》    学年に応じた「テーマ設定」「学び方」「評価のあり方」はどうあればよいのか。
  《郷土理解》 総合的な学習の中で,地域とのかかわりはどうあればよいのだろうか。
  《国際理解》 小学校における国際理解教育はどうあればよいのだろうか。
  《学年特設》 低学年における生活科と「総合的な学習」とのかかわりはどうあればよいのか。

  ○各学校の総合的な学習の交流
    今年度,各学校で取り組まれている「総合的な学習」のテーマや活動内容の交流を行いたいと
    考えています。特に様式はありませんが,今年度実施している各学年のテーマと活動の概略を
    お持ちいただけたら幸いです。


XI.当日の授業風景
   

1年生「もみじやまこうえんはかせになろう」・・・つくったものを元気に発表
2年生「ともだちいっぱいになあれ」・・

 幼稚園の子どもたちとの交流を通して
協力し、やさしさを持って、楽しく交流
できました。係の仕事にも責任感
ばっちり!!
    3年生「もみじ山 ザ たんけんたい」・・・探検隊で調査したことを発表し、
             ゲストティーチャーからさらに詳しく話をきこう!!
             次の活動に生かせるものは・・・・
    4年生「ビデオレターを送ろう」・・・ゲストティーチャーを迎えての
            交流集会通して、思いを伝え、楽しみながらふれあう活動
            この活動をビデオレターにして、姉妹校に送ります。
 
    5年生「『石狩』集めをしよう」・・・取材してきた内容をみんなに伝え
           「石狩ふれあい辞典」を充実させるため、ゲストティーチャー
           から様々な話をききました。消防署の方からの説明と児童の熱心で
           真剣な質問が印象的でした。
6年生「リサーチ in 石狩」・・・

 「今、自分にできること」を考え、調査・研究
して、みんなに発表しました。(発信活動)
写真は、身の回りの生ゴミから、肥料づくりに
取り組み、その肥料で育てたトマトの生育状況
の違いを発表したグループです。