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令和3年度 石狩管内学校課題研究発表会
石狩市立浜益小学校
令和3年7月16日(金)開催 参加者 138名
Ⅰ 研究主題
自分の考えと友だちの考えをつなげて、思考が深められる子どもの育成
~国語科授業のユニバーサルデザイン化を通したアクティブ・ラーニングの探求~
Ⅱ 研究仮説
仮説1
子どもが楽しいと感じる活動から生まれる、論理的なことばの学び(指導事項)
を授業のねらいとして考え、そのねらいに沿って授業を焦点化することで、児童は
自分の考えを持つことに対して意欲的になり、一人ひとりの多様な考えを導き出す
ことができるだろう。
仮説2
子どもが思わず参加してみたくなるような楽しい学習活動(授業展開)を考え、
論理的思考力を高めるために、指導過程を工夫したり、教材・資料を視覚化したり
することで、児童は教え合い、学び合うことを喜び、協働的に学習をすすめていく
ことができるだろう。
仮説3
子どもたちの人間関係を育むような視点から、ことばの学びを導入して論理的思
考力を高め、確認・批判・評価・鑑賞等で考えを共有化することで、児童は自分の
考えと友だちの考えをつなげた多様な意見を発言し、思考を深めることができるだ
ろう。
Ⅲ 研究内容(研究の手立て)
① 論理的なことばの学び(指導事項)を授業のねらいとした授業の焦点化(シンプル)
・論理的なことばの学びを考えて焦点化された指導過程の確立
・授業のねらいをもとに焦点化された学習活動の確立
② 論理的思考力を高めるための授業展開の工夫と、教材・資料の視覚化(ビジュアル)
・焦点化した内容を論理的に考えさせる授業展開の確立
・視覚化した教材教具・資料の開発と活用
③ ことばの学びの導入によって高めた論理的思考力の共有化(シェア)
・確認・批判・評価・鑑賞する共有化の確立
・異学年の「縦方向の協同」を意識した共有化の工夫
Ⅳ 日 程
受付 公開授業 移動
準備全体会(放送)
研究発表準備 分科会
アンケート
Ⅴ 授業公開
浜益小学校会場
学級 | 教科 | 授業者 | 単元名・教材名 | 参加者の声 |
1年 | 国語 | 馳 将 | 「おむすびころりん」 | 〇 言語活動(音読)を充実させることにねらいをしぼり、学習をすすめていること、そして Whichの考え方で発問をつくることなど、浜小がめざす授業(UD)を見せていただいたと 思います。ありがとうございました。 |
2年 | 国語 | 野田 卓矢 | お話を読んでしょうかいしよう 「スイミー」 |
〇 児童生徒にとって主体的に学べることが何よりも大切で、その出発点に児童生徒から出た 問いの設定が据えられる計画がとても素晴らしいと感じました。これからの授業実践に、今 回のシンプル、ビジュアル、シェアを取り入れていきます。 |
3・4年 | 国語 | 平川 聖子 | 3年 本は友だち 初めて知ったことを知らせよう 「鳥になったきょうりゅうの話」 4年 本は友達 事実にもとづいて書かれた本を読もう 「ランドセルは海をこえて」 |
〇 地域や児童の実態を踏まえた学校の研究主題設定は、大変参考になった。今年度の二つの 重点についても実際の授業を通して理解することができた。研究紀要には、これまでの研究 のあゆみ(「試行錯誤」、とっても読み応えがあり豪華です)もわかりやすくまとめられて おり、勉強になった。 ○ 教科横断的な視点が重要視されるなか、「話し合ってから書く」活動が、他教科でも有効 であると感じた。 |
5・6年 | 国語 | 吉弘 文人 | 5年 物語の全体像をとらえ、考えたこ とを伝え合おう 「たずねびと」 6年 作品をとらえ自分の世界を書こう 「やまなし」 |
〇 教師のファシリテーション力により磨きをかけなければならないと思いました。センテン スカードやフレームを明日からの授業で活かしていきたいです。ICTを活用した授業づく りにも少し目を向けているので、そこも取り入れていきたいと思いました。 ○ 重要課題②の「話し合ってから書く対話的学び」について、道徳の授業での対話が最高と おっしゃっていて、「同感!」とコンピュータ越しにうなづいていました。 |
~授業公開の様子~
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Ⅵ 分科会
分科会 | 研究協力者 |
1年 | 千歳市立支笏湖小学校 校長 鈴木 直道 |
2年 | 恵庭市立恵北中学校 校長 小玉 智士 |
3・4年 | 北海道教育庁石狩教育局義務教育指導班 指導主事 熊﨑 高士 |
5・6年 | 千歳市立緑小学校 校長 渡會 朋広 |