生活科教育 理論研修会 終了

テーマ 「指導要領の改訂を見通す中で、生活科・総合的な学習の可能性を考える」
日 時 平成26年8月1日(金)
会 場 野幌公民館
講 師 無 藤   隆 氏
 
(白梅学園大学教授)
参加者 43名
研修会

ようす
   
    
 

 石教研生活科部会では、毎年夏季休業の初期に研修会を行っています。
 隔年で理論研修会と実技研修会を交互に行っており、昨年は「くるるの杜」でピザ作りの実技研修会でした。
 今年は、東京にある白梅学園大学から、無藤 隆教授を講師としてお招きしました。
 

 生活科の教科書の編集に携わった経験や、中央教育審議会委員の経歴もある高名な無藤氏の講演ということで、生活科部会員以外にも多くの先生方に出席していただきました。
 講演は「指導要領の改訂を見通す中で、生活科・総合的な学習の可能性を考える」というテーマのもと、今日の教育の現状をふまえながら、今後求められる力とは何なのか、その中で生活科・総合的な学習の課題や方向性はどう変わっていくのかという点を中心にお話ししていただきました。 
 

 前半は、次回の学習指導要領改訂までの道筋についての説明から始まり、これからの学校教育で育成すべき資質・能力についてお話しいただきました。
 育成すべき資質・能力は、活用力、言語力、思考力、問題解決力、そして「学びに向かう力」ということでした。 

 

 後半は、生活科の課題についてお話しいただきました。
 スタートカリキュラムのあり方や「気付き」について、生活科の2年間を4期に分けて考えるなど、大変参考になる内容でした。

 講演後の質疑応答でも活発に質問が出て、多くの参加者から大変有意義だったとの評価をいただきました。
 次年度は千歳市サケのふるさと館での実技研修会を予定しています。ぜひ多くの方に参加していただきたいと思います。