算数教育 理論研修会 終了

テーマ 「算数科における言語活動について
           〜算数的活動の工夫・改善を通して〜」
日 時 平成26年8月29日(金)
会 場 北広島市立緑ヶ丘小学校
講 師 細水 保宏 氏
 
(筑波大学附属小学校副校長)
参加者 77名
研修会

ようす
   
    
 北広島市立緑ヶ丘小学校6年生和泉学級の子どもたちと「速さ」の学習を行いました。初めて会う子どもたちを学習前からひきつけていきます。教科指導だけでなく、学級経営に関わる部分まで見せて下さいました。
 
 子どもたちの発表に「本当に?」「絶対?」と揺さぶりをかけ、「だって!」と説明したくなる場面をつくっています。分かっている子ほど発表したくなりますし、答えにたどり着かなかった子も、どうやったったのか、友だちの考えを聞きたくなります。
 算数の授業を通し、「あれっ!」「おかしい!」「なぜかな?」「へぇ〜!」「なるほど!」という気持ちが生まれてくる場面をつくると、子どもたち自らが「問い」をもち、積極的な関わり合いをもちながら学習を進めることができる、と先生は考えています。
 子どもたちに尋ねるのと同じように、「もういいよの人?」「まぁだだよの人」と会場の参加者にも尋ねています。「もういいよ」と比べて、「まぁだだよ」が少し多い方が授業はうまく進むとのことです。 
 子どもたちが考えることを好きになれそうな、算数のおもしろ問題や、子どもたちへのはたらきかけかたなど、明日からでもすぐに使えそうな(使いたくなる)内容が充実しており、参加者のみなさんには大変有意義な時間だったようです。