特別支援教育 実技研修会 終了
テーマ | 「心理検査の実技研U」 〜心理検査の解釈と、具体的な支援のあり方〜 |
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日 時 | 平成26年6月30日(月) 13:00〜16:00 | ||||||
会 場 | 石狩教育研修センター | ||||||
講 師 | 三 浦 貴 徳 氏 <北海道立特別支援教育センター> |
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参加者 | 30名 | ||||||
研修会 の ようす |
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今回の研修会は、田中ビネー知能検査Xの経験者を対象とした研修会です。 まずはじめに、講師の三浦貴徳氏より、「検査はかけて終わりではない。きちんと解釈し、正しく伝えることが重要である。」との説明がありました。 |
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児童生徒理解と心理検査ということで、実態把握の方法、児童生徒理解の進め方、児童生徒理解の方法、行動観察のポイントなどについて、詳しい説明がありました。 また、心理検査後の、結果の活用についても説明がありました。 |
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実際に検査で出された事例を基に、IQを出す作業を行いました。 今回の研修会は、経験者対象ですので、参加者の皆さんは手慣れた様子で、基底年齢・精神年齢を出すための確認をしていました。 |
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検査結果の正しい解釈について学びました。 発達とは何か、成長と発達について、成熟と学習などについての考え方を説明いただき、学習を深めました。 |
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実際に検査の一部を、試してみました。 発問の仕方、予想される子どもたちの様子や動きについて、また、再質問をする際のポイントなどについてもアドバイスがあり、検査をかける側にとっては、非常に参考になりました。 |
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検査結果に基づいた助言のあり方についての説明がなされました。 保護者への伝え方、教育相談で大切なこと、具体的な助言方法などについて学ぶことができました。 保護者の心情に寄り添う気持ちが極めて大切であるということを再確認しました。 |
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検査は結果を出すことだけが目的ではない。誤答であっても、「なぜその子はそのように考えたのか」を考えることで、初めて正しく解釈したことになる。 また、検査中の様子やしぐさなどからもたくさんの情報を得ることができる。そのようなさまざまな情報から、その子の課題を見極めていくことが大切である。 改めて大切な事に気づかされた研修会となりました。 |