令和6年度 石狩教育研修センター主催 理論研修会

個別最適な学び・協働的な学びを実現する授業づくり
      ~子どもの主体的な学びを支援する伴走者として~

令和6年8月1日(木) 
  講 師  樺山 敏郎 氏
       大妻女子大学教授(元 文部科学省国立教育政策研究所学力調査官 兼 教育課程調査官)

                                                       

研修会の様子

参加者の声

大枠ではなく、具体があり、今後、取り組みやすいヒントをたくさんいただきました。教育政策におけるウェルビーイングも大変勉強になりました。短い時間ですが、たっぷり詰まった講演で、心から感謝申し上げます。貴重なお時間を石狩管内のためにありがとうございました

自己調整学習についての他県の具体的な実践を知ることができ、たいへん勉強になりました。ラーニングマウンテンは、教師はもちろん子供達にもわかりやすく、自分も取り入れてみたいと強く感じました。ついつい授業から逸脱した発言をしてくる子供、正直な言葉に耳を傾けて、今日伺った話を心に留め、夏休み明けからまた子供達と向き合っていきたいと思いました。ありがとうございました。

今年度の4月から授業等「生徒に任せることを増やそう」という意識で取り組んできました。しかし、やはりエラーがあり、不安や迷いを覚えていたことも正直なところでした。今回お話を聞くことができ勇気をいただきました。ありがとうございました。

自分自身の授業の中でも,その名の通りマウンテンの絵を児童生徒と共有し,頂上である目標と時数だけを伝え,どんな学びをしていきたいかを考えさせています。義務教育学校という環境において,こうした方法が適切か,悩んでいましたが,今日樺山先生の講座を聞いて,こうした取組を継続していきたい,さらによいものにしていきたいという気持ちが高まりました。夏休み中ですが,早く単元をやりたいという気持ちになりました。1単位時間の課題の持ち方は、「しよう」というものになってしまっていたので,改善していきたいです。また,しっかり教えることは1単位時間あるいは単元のはじめにあるべきという考えだったのですが,今日の踊り場の考え方を伺って,教材や単元によって効果的なあり方を考えるべきだなという思いになりました。真の自己調整とは,行きつ戻りつしながら,そして授業を飛び出して最後は子供たちが自立した学習者として,「生活」に使える汎用的な力をもつことができるよう育てていくことができればと思います。本当にありがとうございました。